あいゆめさんの今日のメッセージ
あいゆめさんの解説
誰かを満たしたいと考えているなら、まずあなたが満たされているのかどうかを確認することから始めると良い。
もしあなたが満たされていないとしたら、あなたの身を削って他者を満たそうとすることになる。
そのとき、幸福度の低いあなたから与えられるものはいったい何があるだろうか?
あなたが与えられる側だったとして、幸福度の低い者は、あなたに何を与えてくれるだろうか?
身を削ってまであなたを満たそうとする行為を、あなたは歓迎できるだろうか?
他者を満たすには、先ずあなたが満たされる必要がある。
満たされたあなたから溢れ出たものだけが、他者に与えられるものだ。
勘違いしていはいけない。
他者を満たしたいという思いはとても素晴らしいものだが、他者を満たしたいのならまずあなたが満たされること。
これが言わば条件だ。
この条件を飛び越えて満たそうとしても、それはあなたをさらに厳しい状態へと追いやるだけでなく、結果的に他者の幸福度を下げることにも繋がるのだよ。
ぼくりゅうのコメント
人を助けたい、役に立ちたい、幸福へと導いてあげたい。
他者を思いやる心はとても素晴らしいものです。
ただし、それはあなたが既に満たされている場合の話です。
あなたが満たされていないのに誰かを満たそうとするなんてもってのほかです。
例えば崖から落ちそうになっている誰かを救いたいとしましょう。
その時あなたが立っている場所が不安定で、誰かを引き上げたとしても立ってられるかどうかわからないような場合、あなたが誰かを引き上げる行為は良い結果に導いてくれるでしょうか?
誰かを引き上げようとする前に、あなたの足元を引き上げるに足るだけの安定した場所にしなくては、引き上げることなんてできません。
まずあなたが満たされること、すなわち、あなたの足元を安定させることが大切です。
自分を満たして初めて他人を満たすことができます。
誰かを満たしたいのならまず自分が満たされているかどうかを判断する。
もし自分が満たされていないのなら、他人に手を差し伸べる前に自分が満たされる。
そうでないと共倒れになってしまいます。
他人を巻き添えにしないとも限りません。
素晴らしい思いは、その思いを成せるようになってからで良いのです。