あいゆめさんの今日のメッセージ
あいゆめさんの解説
あなたが過去と呼び胸の内に抱いているイメージは
「あなたが本当に経験したこと」
はもちろん、あなたの願望を何度も思い描いている間に
「経験したと思い込んでしまったこと」
が混ざり合って作り上げられている。
だから全てが「事実」とは言い切れない。
願望が優位になれば「偽りの事実」と表現する方が適切な場合すらあるだろう。
いずれにせよ、あなたが過去だと思って記憶したつもりであることは、必ずしも全てが事実とは限らないということだ。
もしあなたが事実ではなく自分が創り出した幻想に悩まされているとしたらどうだろうか?
あなたはそんな思考を望むだろうか?
確認するまでもなく、あなたの答えはNoだろう。
だとしたら過去に生きることは今すぐ止めると良い。
あなたの居場所は過去でも未来でもなく、今ここにあるのだから。
ぼくりゅうのコメント
記憶というものは本当に曖昧です。
いい加減なものにもかからず、人は「自分の記憶は絶対正しい」と思い込んでいます。
少し考えてみてください。
あなたの記憶が正しいと証明する術はあるでしょうか?
他人の証言?
様々な現象?
写真?
どれも証拠になりそうですが、どれも容易に捏造可能です。
それに現代では記憶の書き換えや植え込みはまだ技術的に可能ではないとされていますが、既にその技術が確立しているとしたらどうでしょうか?
あなたの基準になっているあなたの記憶自体が創られたものである可能性があったとしたら…ということです。
信じられないとして、実はあなたが知らされていないだけだとしたら?
SFの世界のような話ですが、証明する根拠は簡単に崩されるということです。
だから曖昧な過去にすがることは無意味。
今、目の前で起こっていることが全てというわけです。