あいゆめさんの今日のメッセージ
あいゆめさんの解説
「誰かのために手を差し伸べる」
その精神はとても素晴らしいことだ。
ただし「善かれ」と思って行動する場合には注意が必要だ。
「善かれ」とは、あくまであなたの視点であなたの立場から見た場合の判断だ。
相手の立場と視点から見て、本当に求めていることと合致するとは限らない。
「善かれ」と行動する場合は、相手が困らないように、失敗しないように、苦労しないように、先回りして手を差し伸べることが多いだろう。
困らないようにすることや失敗しないようにすることは、相手にとって「ため」になっているのだろうか?
「ためになる」というのは、人・魂としての成長を促しているということだ。
相手には本来の相手が計画してきた人生がある。
その計画の妨げになっていないか、よく考えて行動することだ。
ただの自己満足にならないように。
ぼくりゅうのコメント
「善かれ」は自己満足。
必ずしもそうではないとはいえ、多くの場合は正しいと言えます。
言い換えれば「おせっかい」ですね。
相手が望んでいないのにやってしまう、そうした方が良いと決めつけて。
手を差し伸べることには何も問題ないのですが、相手の学びを奪うところに問題があります。
無駄な苦労がある一方で、痛い目をみないと学べない・身につかないことがあります。
「善かれ」は後者のような「学び」を奪う恐れがあるので注意が必要です。
何でもかんでも助けていると相手の成長には繋がりません。
本来の相手の計画を邪魔することにもなりかねません。
何度も手を差し伸べても不都合が繰り返されるような場合は、本来の計画を邪魔していることが多いですね。
「善かれ」が相手の成長に繋がるのか、よく考えて行動することが大切。
相手に求められてから手を差し伸べるぐらいが丁度良いです。